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そもそも「起業」ってどういう意味なんだろう?

このサイトも「ポケット起業」「副業から小さなひとり起業のすすめ」とうたっていますが、そもそも「起業」とはどういう意味なのでしょうか。

「起業」という言葉の使い方に、時々個人的に違和感を感じることがあって、その原因はあやふやなままでした。

その言葉の使う場面、雰囲気、ニュアンス的なところの違いも影響するので、正直そこまで厳密に追求したいわけではないのですが、あらためて自分でも確認しておきたいと思います。

目次

「起業」の意味

言葉はまずは辞書ですね。言葉の専門家が時間をかけて整理してくれた「起業」の意味はこちらです。

新しく事業を起こすこと。

新明解国語辞典より

新しく、ある事業を起こすこと。事業を始めること。創業。

日本国語大辞典より

(スル)新しく事業を始めること。「起業公債」
[用法]起業・創業——「創業」「起業」ともに古くからあり、意味の違いはない。ただ、「ベンチャー起業」のように「従来にない新種の事業を起こす」意に使うのは最近である。また、「創業家」「創業記念日」のような使い方は「起業」には見られない。「起業家」という場合には、新事業を起こした人の意のほかに、新事業を起こす専門家という意もある。

デジタル大辞泉より

なるほど、「事業」を「起こす」の名の通り、「事業を始めること」ですね。

はい。知ってましたね。

違和感はどこから?

それでは私が時々感じていたその違和感は、どこからきたのでしょうか。
先ほどの引用に、少しヒントがありました。

「ベンチャー起業」のように「従来にない新種の事業を起こす」意に使うのは最近である。

そうなんです。

「起業」という言葉に、どこか「今までにない発明的な事業を始める」というニュアンスを感じてしまうのです。
もっと言うと「オリジナリティのない事業を始めることは『起業』ではない」という気持ちが、心の隅っこにあったようです。

「新しく事業を起こす」ことが、自分にとって「新しく」事業を起こすことなのか、世の中にとって「新しく」事業を起こすことなのかの違いでしょうか。
ちょっと屁理屈ですね。

「今までにない発明的な事業を始める」ことを「起業」とするならば、世の中の多くの「起業」が「起業」ではなくなってしまうので、これは誤った認識なのですが、そもそも世の中にあるすべての事業を把握することは不可能なので、厳密な判断もできませんね。

「起業家」と名乗るのがちょっと恥ずかしい

そしてこれも私個人の感覚ですが、「起業家」という言葉に、その違和感がより強く出てしまいます。

プロフィールの中に「起業家」と入れるのが、ちょっと恥ずかしいのです。

先ほどの「今までにない事業を始める」という感覚もあるのですが、「事業を始める」ことが「起業」なので、スタートを切ったらもう「起業」ではないのでは、と思ってしまうのです。
事業を始めて、何ヶ月までが「起業家」なんだろうと…私もめんどくさい人間ですね。

もちろん様々な事業を、次々と連続的に始めているような方はまさに「起業家」だな〜と思います

私自身は、ポケット「起業」をしましたが、今現在「起業家」ではないと思っています。

すみません。この記事に役立つ何かは…ありませんよね。
「こういう風に思っている人もいるんだな〜」くらいに、参考にしていただければと思います。

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